住友理工ホーステックス

社長就任のあいさつのため、グループ会社の住理工商事に続き、京都府綾部市にある住友理工ホーステックスを訪問しました。

綾部市は、京都府北部に位置し、京都駅より特急列車で約1時間。

絹織物が有名で、繊維・機械産業が盛んな街です。

当社は2013年、綾部市に住友理工ホーステックス(設立時:TRI京都)を設立しました。

住友理工ホーステックスは、ショベルカーなどの建設機械用高圧ホースや、土木現場や製鉄プラントで使用される搬送用ホースを製造しています。

インド、中国にも生産拠点があり、世界中のお客様に製品を提供しています。

工場視察

拠点では、当社製品が、世界各国のインフラ整備および産業の発展に貢献していることを再確認してもらって、自身の仕事を誇りに思い、日々の業務に励んでほしいとお伝えしました。

工場内では、その広い敷地面積を生かして、約60メートルの長尺高圧ホースを製造する独自の生産ラインを視察しました。

搬送用ホースの製造工程では、お客さまの多様なニーズにお応えするために、自動車用とは違い、「一品一葉」の手作業で作られる製品も多く、作業されている方の「匠の技」を垣間見ることができました。

以前から、こういった特別な製品は、その特性をお客様にご理解、評価していただけるように訴求できないかと思っており、今回も担当者にお願いしました。

住友理工ホーステックスの皆さんには、今後も、お客さまのご要望にグローバルにお応えする役割を果たしてもらえることを期待しています。

また本工場では、残念ながら過去に重傷者を出してしまったことがあります。

その対策を継続的に実施してもらうことと、「安全はすべてに優先する」について、より一層肝に銘じて事業活動を行ってもらえるようにお話ししました。


綾部市

地元、綾部市には、当社グループ進出後、多大なるご支援をいただき、この場をお借りして、お礼申し上げます。

今では、住友理工からの出向者と合わせ、多くの地元の方にも活躍いただいています。

当社は、綾部市に必要とされ、地域に貢献できる企業になりたいと思っています。

新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、事業環境は先行き不透明な状況ですが、グループ一丸となって、一つひとつ課題を乗り越えていきましょう。

また、コロナウイルス感染症の拡大防止のため、今回は懇親会ができませんでした。

綾部は、自然豊かな環境の中で醸された地酒が有名と伺いましたので、コロナ禍が収束した際には、ぜひ従業員の皆さんと、ご一緒したいと思っています。

住友理工 社長ブログ

本ブログの内容は、社長 清水和志がさまざまな機会に話した内容や、文章として発信したものを、事務局である住友理工株式会社 広報IR部がとりまとめた上で、ブログに掲載しております。内容の概要は社長に了解を得て掲載しておりますが、掲載責任は広報IR部にありますことをご了承ください。