あいさつ運動とは、労働組合幹部と当社役員が一緒に、会社の入口で朝の出勤時間帯に、従業員の皆さんにあいさつをする取り組みのことです。
当社では長年取り組んできた運動で、不定期、予告なしで各事業拠点を巡回していました。
コロナ禍で、「声を出してのあいさつは控えましょう」との申し合わせで長らく中断していましたが、久しぶりに復活し、今回は名古屋のグローバル本社で実施しました。
働き方は変わっても、あいさつは大切
最近は、従業員の皆さんと顔を合わせるタイミングも減っていましたので、とても楽しみにしていました。
実施してみると、在宅勤務や時差出勤などで、以前と比べて顔を合わせることができた方が少なく、少し寂しい思いでした。
とはいえ、これも働き方改革の一環ですので、時差出勤した際にも、午前中ならいつでも「おはよう!」と言うといいかもしれません。
唐突ですが、皆さんは普段からあいさつをしていますか?
こちらが「おはようございます」とあいさつすれば、相手も「おはようございます」と返す。
特に朝は気持ちのいいものです。
もちろん私は、「おはようございます」だけではなく、廊下ですれ違ったときも「こんにちは」。
そして製作所で夕方歩くときには「お疲れさまです」など、顔見知りの方でなくても一声かけることで、日ごろからコミュニケーションをとるように心掛けています。
相手の気持ちを理解してこそコミュニケーション
あいさつは、コミュニケーションの第一歩とよく言われています。
コロナ禍で、朝、公園を歩いている時でも互いに声を掛け合うことがはばかられた時期がありましたが、最近では気を付けながら目礼と共に、あいさつをするようになりました。
あいさつには「相互承認」の効果があります。
これは、互いの存在を認め合うことです。
あいさつには「あなたは私にとって大切な存在です」と、伝え合う効果があるのではないでしょうか。
社内外、さまざまな方と仕事をすることがありますが、最初はお互い、相手の考えがわからないものです。
組合幹部の話では、現在「ありがとう運動」も進めているとのこと。
“あいさつ”運動に、新たに“ありがとう”運動を加えるというのです。従業員同士が声を掛け合って、良い関係性を構築できるよう、「ありがとう」を伝え合う運動だそうです。
これなら組織をまたいでも、信頼関係を築くことができますね。
コロナ禍も収まりつつあるため、積極的にあいさつを
皆さんもお互いを認め合い、信頼関係構築につながる行動をしてほしいと思います。
私の人となりについて、ブログなどを通して少しずつ理解してもらえる人が増えてきていると感じます。
私が門や入り口に立っているときや、皆さんの職場に行ったときに、声をかけてくれる方が少しずつ増えてきています。今後も皆さん、遠慮なく声を掛けてくださいね。
私は、第一歩であるあいさつから、皆さんとコミュニケーションを深めていきたいと思っています。
活気あるあいさつをしてくれる皆さんに会えることを、楽しみにしています。
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