6月15日、グローバル本社のあるJPタワー名古屋(名古屋市中村区)で第135期 株主総会を開催しました。
今年も適切な情報開示と透明性確保のため、会場とライブ中継とのハイブリッド参加型バーチャル株主総会としました。
新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行しましたが、会場への来場者数は53名で、オンラインでは25名の株主の方に視聴していただき、徐々に参加される方が増えてきました。
私は昨年に引き続き、議長を務めました。
「事業報告」「対処すべき課題」について、しっかりと株主の皆さまにお話ししました。
5月30日に公表した「2029年 住友理工グループVision 」「2025年 住友理工グループ中期経営計画」についても説明しました。
住友事業精神である「萬事入精」「信用確実」「不趨浮利」を忠実に守りながら、パーパスである「素材の力を引き出し、社会の快適をモノづくりで支える」に沿って社会に貢献し続け、“Global Excellent Manufacturing Company”への飛躍を目指しますとお伝えしました。
質疑応答
株主さまから、いくつかご質問をいただく中で、「2025Pの売上:6,200億円と設定されているが、EV対応の売上割合や影響はどのように想定しているか」とのご質問に対しては、「グローバルの自動車生産におけるEVの割合は、2025年度では20~30%程度と想定しています。そして、EV化が進んでも、当社製品の売上が減るわけではありません。コロナ禍後の自動車生産回復に沿って、当社の売上も着実に増加していくと考えています」と私から回答させていただきました。
私が社長に就任以来、丸3年が経ちました。
難しい環境の中、従業員のみなさんをはじめとして、住友理工グループ全員が一丸となって取り組んだ成果である「22年度の業績回復」に対して、温かいお声がけもありました。
「過去の概念にとらわれずに、変化に柔軟に対応」していった成果が徐々に表れつつあると感じました。
今後も、株主の皆さまに当社のファンになっていただけるよう、グループ従業員25,045名の力を結集して歩んでいきましょう。
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