11月中旬、今年設立10周年を迎えた特例子会社である株式会社住理工ジョイフル(以下、SRK-J)の記念式典に出席しました。
私自身、同社の会長を務めていますので、この式典はたいへんうれしく、とても楽しみにしていました。
SRK-Jは、2013年11月に障がい者雇用促進と社会貢献を目的として設立された当社の特例子会社です。
設立当時は5名でスタートしましたが、現在では23名に拡大し、それぞれの個性を生かしてさまざまな分野で活躍してくれています。
最近入社されたSRK-J従業員の方が、スピーチの中でこんなことを話してくれました。
「働く場所を提供いただき、感謝している」「毎日働けることのよろこびを感じている」。
まっすぐで素直な気持ちを真摯に話す姿を見て、目頭が熱くなる思いでした。
その方に後で話を聞くと、毎日の仕事の中で間違えることもあるし、行きたくないと思う日もあるそうです。
しかし同時に、「少しでも会社や社会に貢献できることがうれしい」という気持ちもあり、支えてくれる方々の思いに応えられるよう、日々がんばっているとのこと。
懇親会では、従業員の皆さんの明るい表情と礼儀正しい接し方、そして日々のがんばりを深く感じることができたとともに、周りで支え見守り支援してくださっている方々の温かさも伝わってきて、貴重なひとときとなりました。
2029年 住友理工グループVisionでは、ダイバーシティ&インクルージョンを目標の一つとして定めています。
今回の式典を通じて、「多様な人材が安心して働き、 新たな価値を創造し続ける」という目標の達成に向けて、しっかりと進めていくことを改めて誓いました。
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