男性育児休業取得促進に向けた講演会

先日、社内でNPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事の安藤哲也さんを招いた講演会を実施しました。
講演の前に少しお話をさせていただき、「Fathering=父親であることを楽しむ」ことや、「笑っている父親」を増やすためという考えに意気投合しました。
当社での育児休業・出生時育児休業を取得しやすくしたり、柔軟な働き方ができる職場作りのきっかけになったりすればと、当社基幹職に対して今回講演をしていただいたのです。
安藤さんの言葉で一番印象に残ったのは、「父親の育休という言葉自体が特別なものでなくなり、育休が父親・母親両方の育休を指すことが当たり前になる社会になれば」と語っていただいたことです。
私の経験では、子育てには多くの学びがあり、子どもだけではなく、むしろ親の方が成長させてもらったと感じています。
その貴重な時間は、長い人生の中でほんの少しです。
そのかけがえのない時間の中で、いろいろな試行錯誤や反省することがありましたが、やはりうれしかったできごとの方が、より心に残っています。
私の子育て時代は育休制度が充実していませんでしたので、今の時代に子育てができる方が少しうらやましいとも思います。

周りに育休を取得する方や取得することを考えている方がいるときは、ぜひ温かく後押しをしてほしいものです。
私は、従業員の方が生き生きと働ける職場にすることが、事業経営の基本と考えています。
今回の講演会後のディスカッションでも、いろいろな意見が活発に出ました。
「2029年住友理工グループ Vision(2029V)」に掲げた通り、「未来を開拓する人・仲間づくり」において、今後も従業員の皆さんの役に立つ改善案があれば、前向きに考えていきたいと思います。

住友理工 社長ブログ

本ブログの内容は、社長 清水和志がさまざまな機会に話した内容や、文章として発信したものを、事務局である住友理工株式会社 広報IR部がとりまとめた上で、ブログに掲載しております。内容の概要は社長に了解を得て掲載しておりますが、掲載責任は広報IR部にありますことをご了承ください。