2023年度 第3四半期決算

1月31日、2023年度の第3四半期決算を発表しました。

当期間では、コロナ禍からの経済活動の正常化が進み、回復基調となったものの、世界的なインフレの高止まりと金融引き締めの継続に加え、地政学的リスクや中国をはじめとする景気減速などにより、先行き不透明な状況で推移しました。

2023年度第3四半期決算概要

売上高:4,571億円(前年同期比:+15.7%)

事業利益:254億円(前年同期比:4.4倍)

親会社の所有者に帰属する四半期利益:134億円(前年同期は、△25億円)

第2四半期の決算発表時にもお伝えした通り、期初の予想からお客さまの注文も増加したため、引き続き多忙な期間となりました。

日々の業務に、萬事入精※でがんばってくれている従業員の皆さんに感謝します。

昨年同期比では、円安に伴う為替影響もありますが、実質数量・売上も増加しています。

売上増に加え、皆さんの生産性向上活動・営業努力などによって、利益についても予定以上に積み上げることができています。

その結果、10月に修正発表した予想よりも上振れて着地し、第3四半期累計として、売上から親会社帰属利益まですべての数値で史上最高値を更新しました。

自動車用品部門では、前年同期におけるサプライチェーン混乱・半導体不足等に伴う経済活動低迷からの回復や、主要顧客の生産台数増加に加えて、円安の進行による為替換算の影響もあり売上高は同期比で増加し、事業利益も数量増加や生産効率化、コスト高騰分の売価への反映などにより大幅に増加しました。

一般産業用品部門では、橋梁用ゴム支承は前年度から継続して堅調に推移している一方、プリンター向け機能部品や産業用ホースについては、主要顧客の出荷台数減少などにより昨年同期比では減収・減益となりました。

ただし、皆さんの地道な努力や原材料価格高騰分の売価転嫁に取り組んでくれた結果、ほぼ計画通りに着地できています。

2023年度通期業績予想を3度目の上方修正

中国の先行き不透明さは拭えませんが、第3四半期の業績に加え、足元の状況や入手できた情報をもとに、通期の業績を見直しました。

売上高:6,100億円。

事業利益:340億円。

親会社の所有者に帰属する当期利益:138億円。

上記のように、売上・事業利益ともに史上最高値を見込んでいます。

・為替レートの前提は、第3四半期連結会計期間以降は1米ドル=140円、1ユーロ=155円


引き続き高操業を想定していますが、震災の影響や顧客の突発的な品質確認などによって、一時的な減産対応も予想されます。

増減産の波が大きな期間になるかもしれませんが、このような時期だからこそ、S.E.C.Q.(安全・環境・コンプライアンス・品質)について、これまで以上に意識して取り組んでください。

2023年度も残すところ2ヶ月となりました。

来期へ向けて弾みをつけるためにも、最後まで一緒にがんばっていきましょう!

※萬事入精:商事は言うに及ばず候へ共、萬事精に入れられるべく候

(商売は言うまでもないが、何事も粗略にせず、すべてのことについて心を込めて丁寧・慎重に励むように)

住友理工 社長ブログ

本ブログの内容は、社長 清水和志がさまざまな機会に話した内容や、文章として発信したものを、事務局である住友理工株式会社 広報IR部がとりまとめた上で、ブログに掲載しております。内容の概要は社長に了解を得て掲載しておりますが、掲載責任は広報IR部にありますことをご了承ください。