2024年を振り返って

少し早いですが、従業員の皆さん、2024年のお仕事お疲れさまでした。
改めて、この1年の皆さんの尽力に感謝しています。
24年は、年初から日本での能登半島地震の発生に加え、海外ではウクライナ情勢やイスラエル・パレスチナ問題も収束しておらず、世界情勢はいまだ不安定な状況です。
また、11月のアメリカ大統領選では、トランプ前大統領が再選され、今後のアメリカの経済施策などの動向が注目されています。
外部環境の先行きが不透明な中、急な生産調整などへの対応は大変だったと思います。
皆さんが変化に柔軟に対応し、事業活動を実直に進めてくれたことに、あらためて感謝します。
従業員の皆さんの地道な努力により、当社グループの24年度通期の業績予想は前年度と比較し、売上は微減の一方、事業利益は増となり過去最高益を見込んでいます。

現場の視察やGMM

国内拠点は、毎年すべての拠点・グループ会社、特に現場を視察しています。
7月にはインドネシア・タイ、9月にはインド、アメリカ、12月には中国の海外視察も行いました。
現場視察で感じるのは、私が以前に訪問した際にお願いしたことを着実に達成し、期待以上の成果を出してくれていることです。
安全対策はもちろんのこと、品質向上に誠実に向き合った改善が多く、非常にうれしく思いました。
「改善に終わりはない」ことを念頭に、日々継続していくことが、皆さんの業務負荷軽減にもつながると感じています。
24年7月にGMM(Global Management Meeting)を開催した際には、総勢204名が国内外から参加しました。
そのなかで29V・25P での「ありたい姿」に向けた3つの方向性に沿った、重点実施事項と成果について、現地スタッフを中心に発表がありました。
また、人事・環境・品質といった専門分野に分かれ、各グループ会社の担当者が集まり、ワークショップを行いました。
グループ会社の良い取り組みを情報共有する場として、こういった交流は今後も必要と感じています。
さらに、国ごとに文化も法律も異なるなか、「社会から必要とされるモノづくりとは何か」について、グループ全体で探求し続けていくためにも、GMMは必要な取り組みであると考えています。

社長就任から4年半が経ちました

社長ブログは、現在までで160回以上発信してきました。
これからも続けていきたいと思いますので、従業員の皆さんには、ぜひ読んでもらって、感想や自分の考えを私に伝えてもらえるとうれしいです。
また、WEB社内報「みつくみ2(ツー) 」もスタートして3年が経ちました。
浸透が進んでいるようで、4,100名以上の方が活用してくれていると聞いています。
これからも、グループ一体となったコミュニケーションを充実してもらいたいと思います。

年末年始

私は、例年通り少し体を動かし、リフレッシュして、29年・25年の経営ビジョン、中期経営計画達成に向けて、当社グループをより発展させることに思いを巡らせようと思います。
それでは皆さん、良い年末年始をお過ごしください。
そして、来年も「萬事入精」を心に、がんばりましょう!

住友理工 社長ブログ

本ブログの内容は、社長 清水和志がさまざまな機会に話した内容や、文章として発信したものを、事務局である住友理工株式会社 広報IR部がとりまとめた上で、ブログに掲載しております。内容の概要は社長に了解を得て掲載しておりますが、掲載責任は広報IR部にありますことをご了承ください。