© Sumitomo EXPO2025 Promotion Committee
2025 年⽇本国際博覧会(大阪・関西万博:大阪市此花区、以下、万博)が4月13日に開幕しました。
私はさっそく先日、家族と行ってきました。
まずは「住友館」に足を運びました!
当社は、この「住友館」に協賛し、持続可能な未来社会に貢献する当社製品の説明パネルを展示しています。
自然との共生を体現した「住友館」
「住友館」は、住友グループの創業の地である別子銅山(愛媛県新居浜市)の山並みをモチーフとした印象的な外観で、自然との共生をテーマに設計されています。
1970年大阪万博の際に植樹された「住友の森」のスギ約1,000本が活用されており、持続可能な資源循環の象徴ともいえるパビリオンです。
館内では、ランタンを手に「住友の森」に入り込む没入型の体験ゾーンがあり、来場者は自然の息吹や生命の営みを肌で感じることができます。
さらに、デジタル技術を駆使したシアターとパフォーマーによる演出は、未来社会の姿を多感覚で感じ取れる構成となっており、多くの共感を呼んでいます。
また、来場者は植林体験を通じて森林の循環を学ぶことができ、後日実際に別子銅山に植林されることから、自然保全への行動変容につながるしかけにもなっています。
万博の理念と共創:当社が果たす役割
万博は、「未来社会の実験場」として、単なる技術展示にとどまらず、世界中の人々が課題意識を共有し、解決に向けて共創する場です。
当社グループのビジョン「2029V」で掲げる3つの方向性の一つ「未来を開拓する人・仲間づくり」にも合致しており、社内外の連携を通じた共創こそが、社会課題の解決と持続可能な成長につながると考えています。
社会課題に応える当社の技術と「ミライのタネ」
「住友館」には、住友グループ各社の最先端技術や取り組みが700点以上展示されています。
当社からは、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する放熱防音材(MIF)や空調効率の向上を支える薄膜高断熱材「ファインシュライト」などのパネルを出展しています。
これらの技術は、騒音やエネルギー消費といった現代社会の課題に対する解決策であり、豊かな暮らしと環境保全の両立を目指す当社の取り組みの象徴です。
また、これらの技術に込められた開発者の想いと、⽣成AIによる未来志向のアイデアをかけ合わせた「ミライのタネ」が展示されており、来場者は自身の発想からもオリジナルの「ミライのタネ」を創出することができます。*2
万博から始まる未来社会づくり
現在では当たり前に存在する携帯電話や動く歩道などは、かつて1970年大阪万博で披露された「未来社会の夢の製品」でした。
1970年大阪万博でも登場し、その進化系ともいえる「ミライ人間洗濯機」では、ココロも洗い、健康管理サポートができるそうです。
かつての万博で人間洗濯機開発に携わった技術者が、ミライへの挑戦をあきらめない姿勢に接し、心を動かされました。
さらに、「iPS細胞」の技術を活用し開発された「iPS心臓」が、実際に拍動する状態で展示され、再生医療の可能性を垣間見ることができました。
私たちが取り組む「ミライのタネ」も、やがて社会に根を張り、未来の当たり前となる技術へと成長していくかもしれません。
当社グループは、未来社会を支える技術や製品の創出を通じて、持続可能で誰もが安心して暮らせる社会の実現に貢献してまいります。
今後も、従業員一人ひとりが課題解決に挑戦し続けることが、未来を切り拓く第一歩になると信じています。
その他、フランス、スペイン、インドネシア、ドイツ、タイ、トルコなど、当社グループ拠点がある国の海外パビリオンを見学し、一日かけて満喫しました。
当社グループの未来を重ね、その未来社会や世界の英知を感じた一日でした。
ぜひ、皆さんも万博に行ってみてください。
*1 当社HPトピックス
https://www.sumitomoriko.co.jp/topics/2025/hqcopu0000001usy-att/n51910786.pdf
*2 住友館「ミライのタネ」特設WEBサイト
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