昨年末、福岡県糸島市に行ってきました。
2015年に、九州大学・糸島市・当社の間で、「健康」「医療」「介護」事業に関する3者協定を締結しており、その報告会に参加するためです。
前回はWEBでの実施でしたが、今回は新型コロナウイルス感染症の感染状況も少し落ち着いていたため、月形祐二 糸島市長、福田晋 九州大学副学長と共に、リアルで開催できて良かったです。
この協定がスタートしてから、床ずれ防止マットレス「体圧ブンさん」を開発・発売したり、糸島市でのフレイル※疫学研究を実施したりしてきました。
また、2018年からは、糸島市に開設した「九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島(ふれあいラボ)」で、フレイルチェックの活動を開始。
これらの活動は、その後に発売されたSRソフトビジョン(足圧版)やモニライフの開発にも寄与しています。
当社ではこれらの成果を生かし、2021年から小牧本社・製作所がある愛知県小牧市と連携して「フレイルチェックによる健康づくり事業」を開始しました。
今年度のフレイルチェックはすでに予約でいっぱいになっているそうです。
また、ほかの自治体からも見学の希望をいただいているとのことです。
産学連携による知見を生かし、当社のヘルスケア分野の製品を活用することで、地域社会に貢献できるモデルケースだと思います。
これは大きなよろこびであり、今後も社会から愛され、必要とされる企業に成長していきたいですね。
※フレイルとは、加齢や疾患などによって身体の機能が衰えている状態のこと。
■関連プレスリリース
https://www.sumitomoriko.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/01/n51910559.pdf
https://www.sumitomoriko.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/09/n51910600.pdf
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