現在、オンラインで「人とくるまのテクノロジー展2021」が開催されています。
同展示会は、1992年に第1回が開催されました。
私は、その第1回に、住友電気工業から事務局兼説明員で参加し、その後は毎年会場を訪れています。
当社も、住友電気工業・住友電装とともに、毎年出展しています。
この展示会は、モーターショーのような一般の方を対象としたものではなく、主に自動車技術に特化した展示会です。
そのため、カーメーカーのエンジニアを対象としており、彼らがディスカッションするセミナーなども企画されていますので、的を絞った周知活動ができる場でした。
新製品や新技術を「実際に触ってもらって」「直接説明できる」展示会という場は、非常に価値があるものです。
ですが、コロナ禍でオンライン開催となったため、どこまで伝わるか少し懸念しています。
出展製品
当社からは、CASE関連として「センシング」「熱マネジメント」2領域の5製品を出品しています。
「フィルム加飾オーナメント」「車室空間デバイス」「ドライバーモニタリングシステム」「薄膜高断熱材:ファインシュライト」「電池セル間断熱材」の5製品です。
それぞれの詳細は、プレスリリース内の「各種資料」からも閲覧できますので、従業員の皆さんも、ぜひ見てください。
私が個人的に注目しているのは、ファインシュライトです。
この製品は、われわれが思いつかない使い方・使われ方について、展示会参加者から教えてもらえる可能性があるからです。
オンライン開催は、先ほど述べたように少し懸念はありますが、逆にPCやスマホなどで、いつでも何度でも見ることが可能ですので、使い方・使われ方によっては大きなビジネスチャンスがあるとも言えます。
私たちも、最先端の技術で新製品を創っていると自負していますが、WEBの技術やツールもどんどん進化していきます。
新しい技術やツールも積極的に仕事に取り入れて、新しい時代の波に乗り遅れないようにしていきましょう。
「過去の概念にとらわれることなく柔軟に対応していく」ことが大事ですね。
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