松阪事業所の次は、山形県米沢市にある住理工山形の視察です。
しかし、コロナ禍の現在ですので、事務局と相談して、初めてのWEB視察を実施することになりました。
事務局の事前の調整もあって、WEBであっても、報告されていることはよく理解でき、2画面で資料と現場の両方を見ることができました。
今後、工夫と通信容量次第では、海外のWEB視察も可能ではないかと思いました。
ただ、私は工場に行くとあらゆることが気になって、事務局の意思通りに動かなかったり、あちこちで現場の方と話したりしてしまいます。
それが残念ながらWEBでは叶いません。
次回は必ず山形に行きたいと思います。
住理工山形について
住理工山形は、2015年設立・16年稼働と新しい工場です。
自動車を安全・快適に走らせるために不可欠な自動車用防振ゴムを製造してくれています。
北関東から東北まで、お客様のオーダーに対応し、迅速に製品を供給しています。
自動車用防振ゴム事業において、機械化・自動化した製造は小牧製作所がマザー。
一方、住理工山形では、人の手が介在する工程が多い「汎用製品」のマザー工場という位置づけです。
当社グループの生産拠点はグローバルに広がっていて、アジアや南米では汎用製品の製造工場も多くあります。
拠点ごとでの品質のばらつきを抑えるため、統一したモノづくりのノウハウを展開するという役目を担っています。
当日お伝えしたこと
住理工山形は、防振事業本部の中でもグローバルマザーであることを意識して、改善が進んでいることがよく分かりました。
そのうえで、以下2点をお伝えしました。
① 改善事例は、速やかに世界の工場に横展開してほしい。
② また、その時には住理工山形は、さらなる改善に取り組んでもらって、常に一歩前を進んでいてほしい。
よく言われることですが、「改善に終わりはない」ことを改めて認識し、みんなで協力してアイデアを出してもらいたいと思います。
もちろん、これは住理工山形だけではなく、全役員・全従業員の皆さんにお願いしたいことです。
下期の挽回に向けて、みんなでがんばっていきましょう。
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