7月、ポーランド・ルーマニアの各拠点を訪問しました。
ルーマニアの拠点では、これまでのコロナ禍や半導体需給ひっ迫による受注・生産量の大きな変動の中、生産部門では日ごろから、地道な改善活動を進めています。
昨今のこういった危機的な状況の発生をきっかけに、現場従業員と現地幹部のコミュニケーションが密になったと感じました。
まだまだ要改善点は多くありますが、改善活動をより強力に進めていけば、生産が拡大局面になる予定の本年度中には、その成果が大きく花開くのではと期待しています。
私からは、2029V・2025Pの目標達成に向けて、グループ全体で収益力を上げ、今後の生産数量の変動にも耐え得る強靭な体質づくりをお願いしました。
ポーランドでは、SRK-P Wolbrom工場視察のあと、SRK-P創立時、故宮田社長(当時)の呼びかけから支援を開始したと聞いている、柔道の地域クラブチーム「Wolbrom柔道クラブ」を訪問しました。
このクラブチームには、2024年開催予定のパリ五輪出場の可能性が高い、カレタ アレクサンドラ選手(世界ランキング12位 *:ポーランド国内ランキング1位)が所属しています。
*国際柔道連盟(IFJ) 女子52キロ級 8/3時点
(左)カレタ アレクサンドラ選手
Wolbrom柔道クラブの事務局長は、代々SRK-P幹部が務めており、従業員やその家族も多く関わってきました。
長年に渡る地域に溶けこんだ社会貢献活動は、SRK-Pの存在感・信頼感アップに貢献しており、SRK-P従業員の方々の誇りにもなっています。
また、このような活動は、当社グループの発展性にも大きく寄与すると改めて感じました。これからも、住友事業精神の「萬事入精」「信用確実」「不趨浮利」を踏まえ、高い企業倫理と遵法の精神で、世界各国の地域社会から信用・信頼される企業を目指しましょう。
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