8月下旬、小牧本社・製作所で、「第64回 技術発表会」を実施しました。
本発表会は、社内で毎年2回実施しており、事業部門の若手エンジニアからの報告会とポスターセッションを大会議室で行っています。
基礎研究などを含む「研究報告会」に比べて、ビジネス実装が近い内容が多いという特徴があります。
当社グループの根幹に関わる内容ですので具体的には書けませんが、メインテーマ「変化する社会課題に迅速に対応する、2029Vに向けた挑戦的技術開発」のもと、自動車用品・一般産業用品の新製品開発内容が発表されました。
当社グループの未来は、発表してくれる若手エンジニアが担っていると考えていますので、全ての発表について興味深く聞かせてもらいました。
細かい質問に対しては即答できなかったり、上司に助けてもらったりする場面もありましたが、真摯に取り組んでいる姿勢が伝わってきました。
メッセージ
私からは、報告会の最後に、「企業が永続的に発展していくためには、一定の『利益』が必要です。その利益を生み出すには、お客様が納得してお支払いいただける『価格』に相当する、他社には無いモノづくりの力によって差別化できる『製品価値』を生み出すことが必要です。これは、お客様の今現在のニーズを掴むだけではなく、外部環境や求められる製品の変化といった将来を予測し、提案する姿勢と力が大切です」とお話ししました。
また、「事業部門のエンジニアとしては、開発し権利化するだけではなく、『モノづくり製造条件』まで落とし込んだ開発を期待しています」とお願いしました。
今回の技術発表を聞いて、明るい将来を感じた一日でした。
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