2024年 年頭にあたって

1月1日に発生した、石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震によって大きな被害が出ています。
犠牲となられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
また、救助・救援のために尽力されている方々に深く敬意を表します。
約30年前、私は伊丹で阪神・淡路大震災に被災しました。
その経験では、余震が10日ほど続き、被害の全容が明らかになったのはその後でした。
当社も、どのように支援ができるかについて、適時適切に判断してまいります。
1月2日に羽田空港で発生した航空機事故については、専門家によると、考えられない事故であるとの報道もあります。
今年も、われわれの想定を超える事象が発生しており、胸が詰まる思いをするとともに、心を落ち着けて事業運営に取り組まねばと思った正月でした。

1月4日からは、賀詞交歓会にいくつか出席しました。
リアルでのあいさつ・面会を通じていろいろな示唆をいただき、年始の災いを乗り越えて、今年もしっかりと前を向いて事業を進めようと気を引き締めました。
24年も引き続き大きな変化が予想されます。
安全および品質においても気を引き締めて、業務に取り組んでいきましょう。

年頭にあたって

23年の年頭あいさつでもお伝えしましたが、「世の中の常識・価値観」は時代とともに変化します。
当社グループは事業規模も拡大しつつあり、多様な考え方を持った人がグローバルで活動しています。
今の価値観に沿う形で、「言葉で伝える」ことの重要性を改めて見つめ直してみてください。
年頭あいさつは、いろいろな媒体で掲載されますので、ぜひ都合がつくときに見てください(社内報冊子版やWEB社内報、動画など)。
今年のスローガンも昨年に引き続き、「過去の概念にとらわれずに、変化に柔軟に対応するチームづくり」としました。
従来通りの仕事に満足するのではなく、時代の流れに合わせて、社内外の仲間と協力して成長していきましょう。
今年も、「萬事入精」「信用確実」「不趨浮利」を忠実に守り、S.E.C.Q.(安全・環境・コンプライアンス・品質)を事業運営の基本としながら、日々の仕事をがんばっていきましょう!

住友理工 社長ブログ

本ブログの内容は、社長 清水和志がさまざまな機会に話した内容や、文章として発信したものを、事務局である住友理工株式会社 広報IR部がとりまとめた上で、ブログに掲載しております。内容の概要は社長に了解を得て掲載しておりますが、掲載責任は広報IR部にありますことをご了承ください。