「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA(横浜展)」が5月下旬、パシフィコ横浜で開催されました。
また、同展は会期・会場を変え、名古屋展として、6月29日~7月1日にポートメッセなごやで開催が予定されています。
当社は、住友電気工業・住友電装とともに、毎年出展しています。
今年は、3年ぶりのリアル開催ということで、非常に楽しみにしていました。
この展示会は、主に自動車技術に特化した展示会です。
新製品や新技術を「実際に触ってもらって」「直接説明できる」展示会という場は、非常に価値があるものです。
出展製品
当社からは、CASE関連として「センシング」「熱マネジメント」2領域の製品を出品しました。
センシング領域からは、モニライフシリーズ「モニライフ・モビリティ」「モニライフ・ウェルネス」「モニライフ・プラットフォーム」を、熱マネジメント領域からは「薄膜高断熱材『ファインシュライト』」「電池セル間断熱材」「EV電池用 耐火絶縁カバー」を出展。
それぞれの詳細は、プレスリリース内の「各種資料」からも閲覧できますので、従業員の皆さんも、ぜひ見てください。
濃密な一日
私は、5月26日(木)のお昼過ぎに東京駅エリアで「21年度決算説明会」を実施したのち、すぐにパシフィコ横浜に向かいました。
ブースに着いたとたん、新聞記者の方から取材を受け、モニライフシリーズの説明をすることになりました。
また今回、住友電工グループのブースでは、住友電工の元従業員でジャーナリストの川端由美さんと説明員のトークショーを実施していました。
当社の説明員は午前中に出演し、非常に好評を博したようですが、到着したタイミングは住友電工の製品についてトークショーをする予定の時間。
「飛び入り参加をして、当社製品のPRができないかな」と思いつきましたが、「迷惑をかけてはいけない」と思い直し、様子を見るにとどまりました。
すると、川端さんと住友電工の仲間が、私の名前を出して当社製品についても言及してくれました。
あまり時間がなかったのですが、他社のブースも視察しました。
EV化などへの取り組みについては、当社製品と競合する製品も多く見られ、危機感を持ちました。
一方で、協業できそうな案件も多々あり、スピードを上げて対応していこうと思います。
(キャプション:左・川端由美さんと中央・濱田執行役員のトークショー)
コロナ禍で、オンラインの展示会が広がり、WEB上で都合が良い時間に視察することができるようになりました。
しかし、モノづくりに携わる企業においては、実物やサンプルを見て、触って、その場で説明を受けることは、価値があることだと再認識させられました。
そして、技術の進歩は私たちが思うよりも速いということを強く感じました。
当社グループも、この流れに乗り遅れないように、長年培ってきた「高分子材料技術」「総合評価技術」をさらに進化・昇華させていく必要があります。
皆で力を合わせて、研究・技術開発に取り組んでいきましょう。
◆プレスリリース
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