少し早いのですが、従業員の皆さん、2021年度のお仕事お疲れ様でした。
21年度も、前年度から引き続きコロナの影響を受け、適切な事業運営のあり方を模索する1年でした。
その中でも、臨機応変に業務を進めてくれた皆さまに感謝を伝えたいと思います。
本当にありがとうございました。
21年度を振り返って
21年度を振り返ると、コロナの感染拡大や半導体などの材料不足によって、自動車の生産調整が繰り返されました。
また、原材料費や物流費がこれまでにないレベルで高騰するなど、皆さんには大変な苦労をかけたと感じています。
一方で良いニュースも耳に入ってきていて、皆さんの努力が形になって表れてきていることをうれしく思いました。
・ 産業技術総合研究所のテストコースの利用が始まったこと。
CASEに対応した製品を実車試験することが可能になったため、これまで以上のスピードで、新製品や新サービスが創出されることになると期待しています。
・ 薄膜高断熱材「ファインシュライト」が、保温・保冷製品だけではなく、カーボンニュートラルにも貢献できることが分かってきたこと。
・ バイタルデータを取得できる当社製品、「モニライフ」の協業先が増えてきたこと。
睡眠状態などを可視化することによって、人々の健康維持に貢献することができるのではと考えており、今後の発展が楽しみです。
・ 自動車用品部門が厳しい外部環境によって苦戦を強いられている中、一般産業用品部門が健闘し、利益を生み出してくれていること。
社内報やブログなどでも紹介していますが、多方面のお客様から表彰も受けていて、うれしい限りです。
22年度に向けて
来年度は、「2022年 住友理工グループVision(22V)」の最終年度です。
特に、カーボンニュートラルとデジタルトランスフォーメーション、ダイバーシティ&インクルージョンに向けた取り組みを加速させていく計画です。
皆さんには、22V達成に向けて、あらためて自部門で何ができるかを考えてもらいたいと思います。
各部門に期待する内容については、月末に発行される社内報「みつくみ」4月号に、松井会長と私からのメッセージとして掲載しています。
みつくみ2でも見ることができるので、ぜひ読んでください。
22年度も、厳しい外部環境が続くと予想されます。
住友理工グループ全員で一致団結し、この難局を乗り越えていきましょう。
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