9月上旬、小牧製作所内の工場視察を実施しました。
感染症対策もあり、コンパクトにして2日間で小牧製作所内の各工場を歩きました。
モノづくりの企業では、経営層が工場を視察することが多々あると思います。
当社でも社長や役員が定期的に各事業部に顔を出すようにしています。
昨年までは、時間が空いたときにふらっと製造現場に立ち寄って、「なぜ、このような仕事の段取りなの?」などと製造現場の方に聞いていました。
当時は、社長ではなかったせいか、従業員の皆さんも気さくに話をしてくれて、いろいろと勉強になりました。
今回、社長としての立場で行くことになり、製造現場の方が少し身構えた印象に見受けられたのがちょっぴり寂しく感じました。
視察に際して
特に今年度前半は、コロナの影響で生産が安定せず、工場運営にはひとかたならぬ苦労があったと思います。
その中でも、通常通り製造現場の改善内容や安全・生産状況などを、若手の方が元気よく報告してくれたので心強かったです。
報告に対して私からは、特に以下の点をお伝えしました。
・安全はすべてに優先するということ。
・異常時対応の大切さを心がけること。
・生産状況の推移は数値でまとめることが仕事ではなく、そこから数値を分析して改善につなげること。
・改善内容については、積極的に他部門ともコミュニケーションをとって横展開し、全社での改善につなげてほしいこと。
今後について
下期以降、お客様の動向によっては、工場やラインごとの繁閑差がさらに大きくなることが予想されます。
そういう時こそ、会社および工場の実力が試され、日々の努力や改善の積み重ねが大きく業績に表れると思います。
私も、引き続き製造現場の皆さんと相互にコミュニケーションをとって、当社グループを“Global Excellent Manufacturing Company”へと成長させていこうと改めて思いました。
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