今回は、私が大切にしているコミュニケーションについて、皆さんにお伝えしたいと思います。
それは、直接対話をすること。
これは、私が若い頃から大事にしてきたことです。
例えば、お客さまに対しては、工場で何かあれば、すぐに飛んで行って話を聞く。
同僚や若手が困っているようであれば、じっくり話を聞く。
これを徹底することによって、仲間との信頼関係を築いてきたのです。
ですので、私は従業員との懇親会を、意識して実施してきました。
普段の会議や報連相の際には言いにくいことでも、懇親会では素直に話してくれることが多いと実感したからです。
特に若手との懇親会では、上司を通してでは伝わってこない本音を直接聞くことができています。
飲みニケーション
2018年、住友理工に入社した後も、このスタイルを続けてきました。
飲みニケーションのおかげで、この2年間で社内に数百人の仲間ができたと思っています(私が思っているだけかもしれませんが……)。
そして今は、プライベートも大切にする時代。
参加できない人もいますが、それはそれでOKだと思っています。
現場の意見
今年の4月からは、新型コロナウイルスの感染拡大防止対応のため、懇親会を実施できていませんでした。
緊急事態宣言の解除後しばらくして、人との距離を保つなどの感染防止に努めながら、少人数で、設備管理部の皆さんと懇親会を行いました。
その際、ボイラー室で勤務している方から、「感染症対策のため、マスクの着用は必要だが、熱中症も心配」との話を聞きました。
翌日、実際にボイラー室に出向いてみると、業務は1名で実施していて、高温状態となる可能性があったため、マスク着用は見直すべきと感じました。
その後、私からリスク管理センターに相談して、工場勤務者のマスク装着規定の見直し(単独作業者への装着免除)をお願い。
打ち合わせの結果、感染予防に取り組みつつ、2メートル以上離れて業務をする場合には、マスクの装着免除が決定しました。
社内のコミュニケーション活性化を
懇親会の場に限らず、従業員の皆さんには、感じていることを率直に話してもらいたいと思っています。
私も一生懸命、皆さんの話を聞き、社長としてできることは、対応していきたいと思っています。
とはいえ、直接は話しかけにくいですよね。
ですので、私と懇親会をしたい方は、ぜひ秘書室までご連絡下さい。
それから、私とのコミュニケーションに限らず、社内でも、同僚、上司、部下と積極的に会話をしてみてください。
さまざまな人の意見を聴くことにより、自分だけでは得られない、多くの気付きがあるはずです。
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