10月初旬、メキシコ・ケレタロ州にあるSRK-QROの第2工場増築部分の生産ラインオフ式に出席しました。
本件は、2022年11月にリリースしている内容で、北米での需要に対応するために、既存の自動車用防振ゴムの工場を増強するといった内容です。
今回は生産開始ということで、本格的な量産開始は少し後になります。
式典の内容
式典は、ケレタロ州知事や市長らのほか、建設に携わった業者の方にも参加いただき、工場の新スペースで開催しました。
私からは、「この拠点は、北中米の戦略的な拠点と考えています。さらに従業員の採用に力を入れ、行政の支援も受けることにより、拡充していきたい」とお話ししました。
式典は大規模ではなかったものの、地元メディアの強い関心を引くイベントとなりました。
懇親会の最中には、知事や市長がさっそくSNSに式典の様子をアップし、メディアのWEBニュースでも速報されました。
https://lalupa.mx/2023/10/04/s-riko-amplia-operaciones-en-queretaro-con-inversion-de-17-8-mdp/
これを受けて工場幹部からは、「とてもうれしいことで、この状況を工場の従業員にも周知し、モチベーションアップにつなげたい。これを機に、従業員採用にも弾みをつけていく」という、心強い言葉も聞けました。
夜には慰労会を実施し、現地スタッフの皆さんに式典の感想を聞いてみました。
準備責任者や幹部からは、「知事や市長、労働庁・開発庁幹部、秘書官など多くの方が参列されたことは異例であり、非常にうれしかった。従業員もきっとよろこぶと思う」「勇気をもらった、誇らしい」とコメントをくれました。
副社長からは、「この会社を、より発展させることに尽力したい」というメッセージがありました。
現地のメンバーともコミュニケーションができ、非常に実りある一日でした。
これからも、北中米事業の最適化に向けて、皆さんと一緒に改善に努めていきます。
※過去のリリース
(左から)名知・SRK-QRO社長、州知事秘書、安田常務、私、マウリシオ クリ・ケレタロ州知事、マルコ デルプレテ・ケレタロ州継続可能な開発庁長官、エンリケ ベガ・エル マルケス市長、リリアナ サンマルティン・ケレタロ州労働庁長官、遠藤・Sumitomo Riko America副社長
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