2023年度 第2四半期決算

10月31日、2023年度の第2四半期決算を発表しました。

当期間では、コロナ禍からの経済活動の正常化が進み、回復基調となったものの、世界的なインフレの高止まりと金融引き締めの継続に加え、地政学的リスクや中国景気の減速などにより、先行き不透明な状況で推移しました。

23年度第2四半期決算概要

売上高:2,979億円(前年同期比:+16.5%)

事業利益:128億円(前年同期は、△9億円)

親会社の所有者に帰属する四半期利益:58億円(前年同期は、△48億円)

年初に立てた計画からお客さまの注文も増加したため、多忙な期間となりました。

日々の業務に、萬事入精※でがんばってくれた従業員の皆さんに感謝します。

昨年同期比では、1Qに引き続き円安に伴う為替影響もありますが、実質数量・売上も増加しています。

売上増に加え、皆さんの生産性向上活動・営業努力などによって、利益についてもしっかりと出るようになってきています。

その結果、8月に修正発表した上期予想数値よりも上振れて着地し、上期としては史上最高値を記録しました。

自動車用品部門では、前年同期におけるサプライチェーン混乱・半導体不足等に伴う経済活動低迷からの回復や、主要顧客の生産台数増加に加えて、円安の進行による為替換算の影響もあり売上高は同期比で増加し、事業利益も数量増加や生産効率化などにより大幅に増加しました。

一般産業用品部門では、橋梁用ゴム支承は前年度から継続して堅調に推移している一方、プリンター向け機能部品について、主要顧客の出荷台数減少などにより減収となりました。

事業利益については、原材料価格高騰分の売価転嫁に取り組んでくれた結果、概ね年初計画通りとなりました。

2023年度通期業績予想を上方修正

中国の先行き不透明さは拭えませんが、足元の為替の状況や入手できた情報をもとに、通期の業績を見直しました。

売上高:6,000億円。

事業利益:280億円。

親会社の所有者に帰属する当期利益:119億円。

上記のように、売上・事業利益ともに史上最高値を見込んでいます。

・為替レートの前提は、第3四半期連結会計期間以降は1米ドル=140円、1ユーロ=155円

今後も、地政学的リスクや中国景気の不透明性をはじめ、外部環境は先行きが不透明な状況が続くと考えられます。

しかし、私たちが自分たちの努力で最善を尽くせる領域も多く存在します。

過去の経験から、急増産となった場合、生産混乱につながってしまう可能性があります。

下期も引き続き高操業が続き、忙しい日々になることが予想されますが、このような時期だからこそ、S.E.C.Q.(安全・環境・コンプライアンス・品質)について、これまで以上に意識して取り組んでくれることを期待します。

「より良い会社・より良い社会にしたい」という思いは、われわれ住友理工グループ全員の共通のものだと思いますので、その達成に向け、引き続きがんばっていきましょう。

※萬事入精:商事は言うに及ばず候へ共、萬事精に入れられるべく候

(商売は言うまでもないが、何事も粗略にせず、すべてのことについて心を込めて丁寧・慎重に励むように)

住友理工 社長ブログ

本ブログの内容は、社長 清水和志がさまざまな機会に話した内容や、文章として発信したものを、事務局である住友理工株式会社 広報IR部がとりまとめた上で、ブログに掲載しております。内容の概要は社長に了解を得て掲載しておりますが、掲載責任は広報IR部にありますことをご了承ください。