先月、恒例の国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)との連携研究室成果報告会に出席しました。
国の研究所ということで、当社従業員が関係強化の敷居を高く感じていたため、ここ1~2年は役員から関係構築を始めました。
その後、部門長や中堅従業員へと関係を広げていきました。
また、産総研のある茨城県つくば市まで出張し、触れ合いの機会も創出してきました。
やっとその効果が表れてきたようで、徐々に連携が深まってきたと感じます。
一方、産総研も民間企業出身の理事長が着任され、姿勢が大きく変わっています。
今回の、産総研側のプレゼン資料には、「産総研を使い倒す」というサブタイトルがついていました。
それは、一緒に議論し、共創した技術を社会実装まで伴走するようなイメージです。
未来へ向けては、柔軟な思想を持つ若い世代の方の発想に、大いに期待しています。
「当社と産総研の、未来志向を持っている方同士の交流をもっと進めてほしい」と私から要望しました。
もちろんこれは、自動車分野に限ったことではありません。
当社製品では、一般産業用品、例えばヘルスケア製品などにも通じる内容です。
新商品開発センターには、新しい分野から就業している方も多く在席していますので、領域を超えて連携を深めてください。
今後の成果に大いに期待しています。
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