SRK-IH操業10周年

9月10日、SumiRiko Imperial Hydraulics India Pvt. Ltd.(以下 SRK-IH/インド)の操業10周年記念式典に参加しました。

SRK-IHは、インドで産業用ホースの生産・販売を担っており、7月23日に、以前の「Tokai Imperial Hydraulics India Private Limited」から新たな社名へ変更しました。

式典は、従業員が主体となって準備した、心温まる印象的な式典でした。
特に合弁パートナーであるImperial Auto Industries Limited. (以下、IAI)のTarun Lamba CEOのスピーチは感動的でした。
「IAIは、かつてリーマンショックで財政危機に直面し、IAIの株式買い取りを住友理工に打診しました。ところが、当時の住友理工経営陣からは、『株式を手放さなくとも、何か別の方法で支援する』との返事をいただいた。そのときから変わらず、パートナー関係を育めていることが、住友理工に寄せる信頼の礎になっています」という、思いがけない、うれしい内容でした。
ときを超えて明かされたこの逸話を、尊敬と謙虚な気持ちで聞き入っていたのは、私だけではなかったと思います。
また、余興でTarun Lamba CEOがインドの伝統的な民族音楽を歌い、会場に呼びかけると、SRK-IHの従業員もこれに加わり、みんなで合唱する場面もありました。
「ともに立ち上げたこの会社を、今後もより一層成長させよう」という彼の思いが伝わってきました。
インドは既に人口世界一*とも言われ、今後も増加していく見込みのため、市場の拡大が期待される国です。
「現地合弁パートナーとともに、SRK-IHを大きく成長させていかねば」と私も改めて心に誓いました。
中期経営計画(2025P)にある通り、グループ全体で、さらなる収益力向上と持続的成長に向けた経営基盤強化を目指していきます。

*国連経済社会局推計による

住友理工 社長ブログ

本ブログの内容は、社長 清水和志がさまざまな機会に話した内容や、文章として発信したものを、事務局である住友理工株式会社 広報IR部がとりまとめた上で、ブログに掲載しております。内容の概要は社長に了解を得て掲載しておりますが、掲載責任は広報IR部にありますことをご了承ください。