気づきの支援

先日、1月17日に完成した、愛知県小牧市の健康増進施設「ヘルスラボ・こまき」のオープニングセレモニーに出席しました。
このたび、私がセレモニーに出席したのは、当社のフレイルチェックシステムが、「ヘルスラボ・こまき」に導入されたため、小牧市より招かれたものです。
セレモニーには、山下史守朗・小牧市長のほか、NHK筋肉体操でお馴染みの谷本道哉・順天堂大学教授もセレモニーの後、体操を披露するとのことで出席されました。

システムが導入されるまでのさまざまなつながり

当社では約10年前から、当社製品技術でさらに社会に貢献できないかと、九州大学(福岡県福岡市)と連携して開発を進めてきました。
この連携のなかで開発した、スマートラバーセンサを使ったフレイルチェックシステムは、当初九州大学のラボ*で、糸島市民の健康増進の支援を開始しました。

*産学官連携 の「九州大学ヘルスケアシステム LABO 糸島(愛称:ふれあいラボ) 」

2020年、私が社長に就任した際、山下市長をはじめ、関係者と面会し、この糸島市での活動とフレイルチェックシステムをご紹介しました。
当社グループでは健康経営を掲げていることもあり、「小牧市でもフレイル予防で貢献させていただけないか」とお話ししました。
当時はコロナ禍だったため、スモールスタートでしたが、少しずつ活動は広まり、昨年末までで約540名もの小牧市の皆さまに、フレイルチェックを実施していただいています。
当社グループの製品技術で、地域に社会貢献したいという想いから、今回のフレイルチェックシステムの導入につながりました。
こうして、自治体と地域活動をともに進めていくことの意義を、再確認しました。

共創・協働

当社グループは、部署や会社、業界や産学官の壁を超えて、目指すべき未来社会像を共有しながら、価値創造できる仲間づくりを進めています。
私は、産学官のお互いの得意分野や特性を生かし、それぞれの自主性を尊重し合うことが大切だと感じています。
私たちの技術や製品が、今回のように会社の枠を超えた連携によって、社会に貢献できるよう、これからも共創・協働を推進していきましょう。

関連リリース:
fhttps://www.sumitomoriko.co.jp/news/2024/hqcopu0000001mgf-att/n51910769.pdf

住友理工 社長ブログ

本ブログの内容は、社長 清水和志がさまざまな機会に話した内容や、文章として発信したものを、事務局である住友理工株式会社 広報IR部がとりまとめた上で、ブログに掲載しております。内容の概要は社長に了解を得て掲載しておりますが、掲載責任は広報IR部にありますことをご了承ください。