6月19日、グローバル本社のあるJPタワー名古屋(名古屋市中村区)にて、第137期 定時株主総会を開催しました。
本年も、情報開示の適正と透明性の確保を目的に、会場での開催とライブ中継を組み合わせた「ハイブリッド参加型バーチャル株主総会」として実施いたしました。
当日は、会場に55名、オンラインでは26名の株主様にご参加いただき、誠にありがとうございました。
私は今回で5回目の議長を務め、「事業報告」や「対処すべき課題」などについて、株主の皆さまに直接ご説明する機会をいただきました。
中期経営計画「2025P」に沿って、2029Vで掲げる「理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続ける、リーディングカンパニー」への進化に向けた取り組みについてお話ししました。
あわせて、「萬事入精」「信用確実」「不趨浮利」という創業以来の理念を大切にしながら、90年以上にわたって受け継がれてきた高分子材料技術と総合評価技術を生かし、持続可能な社会の実現に貢献するための製品開発を進めていることもお伝えしました。
質疑応答
当期の業績や配当について、厳しい経済環境の中での成果に対し、暖かく力強い励ましのお言葉を多数頂戴しました。
心より御礼申し上げます。
ご質問のなかで、「東京証券取引所プライム市場の上場維持基準の達成状況と今後の方針」については、「すべての基準を満たしており、今後もこの市場で着実に企業活動を続けてまいります」とお答えしました。
また、「親会社の所有者に帰属する当期利益が前年同期比で約47%増加した理由」については「構造改革の成果に加え、キャッシュフローの改善を通じて、借入金の削減を進めたことが大きな要因です」とご説明いたしました。
総括
2024年度は、昨年度に続き、過去最高の売上・利益を記録した年となりました。
この成果は、長年にわたって当社の礎を築き上げてくださった諸先輩方のご尽力、そして今を支える従業員一人ひとりの粘り強い努力の積み重ねによるものです。
あらためて深く感謝申し上げます。
私たちは、「過去の概念にとらわれずに、変化を好機ととらえ、果敢に挑戦していく」という姿勢のもと、グループ一丸となって2029Vの実現に向けて歩みを進めています。
これからも、株主の皆さまに信頼され、応援していただける企業であり続けるために、グループ従業員25,617名の力を結集し、日々努力を重ねてまいります。
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