今年度当社は、健康経営優良法人の上位500社「ホワイト500」に認定されました。
これは担当部門の努力だけでなく、従業員の皆さんが社会や労働環境の変化に、真摯に柔軟に対応していただいた結果です。
「健康」とはWHO(世界保健機関)の定義に基づくと、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。
健康は私たちが幸せに生きるための土台であり、同時に会社の成長を支える源泉でもあります。
当社グループが今後も持続的に成長していくためには、従業員の皆さんの健康を大切に考え、経営視点から健康投資、健康増進を積極的に行う「健康経営」が不可欠です。
健康経営の推進によって、選ばれる会社へ
当社グループでは、「すべての従業員とそのご家族が心身ともに健康であることは、健全で持続的な成長を支える経営基盤である」との思いから、2017年4月に「住友理工グループ健康経営宣言」を定めました。
健康経営の推進にあたっては、経営トップが関与して定めた方針や目標に基づき、全社を挙げてPDCAを回す取り組みを進め、目標や活動内容は当社WEBサイトで紹介しています。
企業経営における健康の重要性はますます高まっており、今回の「ホワイト500」の認定で、健康経営においても優良な会社だと高く評価いただけたことは大きな前進だと考えます。
また、就職先を選ぶ際には、健康経営への取り組みも重要な決め手とされ、心身の健康を大切にしながら働ける職場を重視する傾向が強まっているようです。
実際に、本年度入社してくれた方と話すなかでも、同様の声を聞きました。
私は、「健康」とは、個性ある一人ひとりが心身ともにいきいきと、健やかである状態のことで、ポジティブな言葉だと認識しています。
特に変化が激しく、複雑さを増す事業環境においては、適度な緊張感やプレッシャーのなかでも、仕事の楽しさや可能性を感じられる心身の健やかさが求められています。
目指す未来のために
社長という立場で考えることは、健康は「柔軟で強固な組織」「変化を好機ととらえ果敢に挑戦するチーム」であるための出発点であり、2029V達成に向けた基盤だということです。
健康経営で目指すのは「従業員の幸せ=Well-Being」と「会社の持続的成長」の両立です。
心身の健康は一人ひとりの活力や誇りを生み、エンゲージメントの向上にもつながるはずです。
私は日ごろから「社会やステークホルダーの皆さまから選ばれる、いい会社にしていこう」と話しています。
そのためには、今在籍している従業員の皆さんが、健康でやりがいを感じつつ働いていただくことが重要であると思っています。
健康を大切にすることは人を大切にすることです。
健康経営への取り組みは、働き方や文化をよりよく変えていくのみならず、さらに社会から選ばれる会社への成長にもつながると考えています。
皆さんへのお願い
管理者、リーダーの皆さんには、自分たちの職場一人ひとりの健康が幸せに生きるための土台であり、また組織の成長を支える源泉であることを深く理解し、いきいきと健やかに働ける職場環境づくりを進めていってください。
従業員の皆さんにお願いしたいことは、ご自身の健康を自ら守り育てることです。
私自身は、ポジティブ思考の性格に加え、毎日1万歩以上のウォーキング、週末の運動、規則的な生活を心がけるなど、意識して行動しています。
当社は、皆さんの安全と健康を支える制度や環境づくりに全力を尽くします。
誰もが安心して、もっている力を存分に発揮できる職場を一緒につくっていきましょう。
私も自らが先頭に立ち、皆で健康経営を力強く推進することにより、住友理工グループで働く一人ひとりがご自身や家族、仲間の健康を大切にする風土を育てていきたいと思います。
皆さん、ご健康に!
当社関連Webサイト:健康経営の取り組みhttps://www.sumitomoriko.co.jp/sustainability/society/health/
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