小さな一歩が未来を変える ― おにぎりアクションに込めた想い

10月7日から11月15日まで、「おにぎりアクション」が行われています。
この活動は、国連が定めた10月16日「世界食料デー」を記念し、TABLE FOR TWO International *1(以下、TFT)が実施しているものです。
おにぎりの写真をSNSや特設サイトに投稿するという身近な行動を通じて、アフリカ・アジアの子どもたちに、学校給食を届けることを目指したソーシャルキャンペーン*2です。

住友理工グループは、昨年に引き続き同趣旨に賛同し、サポーティングパートナーとして参加しています。
私たちは、単に活動を応援する立場にとどまらず、社員一人ひとりが自らの行動を通じて社会課題の解決に貢献する企業文化を育むことを大切にしています。

TFTの活動~おにぎりアクションは世界中で

TFTの活動は、NPO、企業、自治体が協力し、ともに社会課題の解決を目指す取り組みです。
国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)のうち、「貧困をなくそう」(目標1)や「飢餓をゼロに」(目標2)と深くかかわっています。
今年は、日本国内の支援団体と連携し、国内の子どもたちへの食支援を行う「おにぎりアクションFOR JAPAN」も予定されています。

「おにぎりアクション」と私たちの2029年に向けた方向性

私たちは、20か国以上で事業を展開しており、日本のおにぎりを通じて世界の子どもたちに給食を届けるというTFTの仕組みに、深く共感しています。

同時に、当社創立100周年である2029年に向けた3つの方向性-「未来を開拓する人・仲間づくり」「柔軟かつ強固な組織づくり」「持続可能な社会に向けた価値づくり」―の実現を目指し、世界の仲間とともに社会課題の解決に取り組んでいます。

おにぎりのつながりの先へ

今年は「住友理工あったかクラブ」*3の一環として、社内でもおにぎりアクションを応援し、食堂で写真撮影会を実施しました。
小牧本社・製作所に加え、松阪事業所でも撮影会を行い、多くの笑顔が広がりました。
松阪事業所にはテレビの取材も入り、地域社会からも関心を寄せていただきました。
おにぎりがつなぐ笑顔の先に、私たちが目指す「ありたい姿」や「未来社会像」があります。
社会に少しでも貢献したいという前向きな行動の積み重ねが、SDGsの達成など大きな社会課題の解決につながると信じています。
これからも、住友事業精神である「萬事入精」「信用確実」「不趨浮利」に基づき、一人ひとりが自らの行動で社会に良い循環を生み出していけるよう取り組んでまいります。

*1特定非営利活動法人 TABLE FOR TWO International…世界の肥満と飢餓という食の不均衡解消のために、先進国の食生活改善の促進と開発途上国への学校給食・菜園設置に関する支援を行っています。肥満や生活習慣病予防のためにカロリーを抑えたメニューを食すと、1食につき20円の寄付金が、TFTを通じて開発途上国の子どもの学校給食になります。先進国で1食とるごとに開発途上国に1食が贈られるという仕組みです。

*2おにぎりの写真を特設サイトに投稿、または#OnigiriActionを付けてSNSで投稿することで、1投稿につき、給食5食分を届けることができるソーシャルキャンペーンです。詳しくは、公式サイトをご確認ください。

*3「住友理工あったかクラブ」は、自主的に気軽に社会貢献活動を行う住友理工グループの全従業員による団体

関連リリース:住友理工、おにぎりアクション 2025 を応援
https://www.sumitomoriko.co.jp/news/2025/svnbqu000000107p-att/n51910822.pdf

住友理工 社長ブログ

本ブログの内容は、社長 清水和志がさまざまな機会に話した内容や、文章として発信したものを、事務局である住友理工株式会社 広報IR部がとりまとめた上で、ブログに掲載しております。内容の概要は社長に了解を得て掲載しておりますが、掲載責任は広報IR部にありますことをご了承ください。