先日、米テネシー州のSumiRiko Tennessee, Inc.(以下、SRK-TN)創立30周年記念式典に参加しました。
SRK-TNは、米オハイオ州のSumiRiko Ohio, Inc.に次いで北米では2番目の創立で、本社のあるMidway工場、Tazewell工場、パススルー工場の3工場を米国内拠点としています。
安全・品質管理を高い水準で保ち、顧客ニーズに柔軟に対応することをモットーに、自動車用防振ゴム・ホ-スの製造・販売を担ってきました。
困難を乗り越え続けた30年
SRK-TNは創業以来、リーマンショック、コロナ禍や近年の関税による課題など、数々の試練を経験してきました。
米国内では3つの工場にわかれての操業ですが、伊藤圭輔社長のもと、チームワークで乗り越え、近年では安定した成長とともに、当社の米州事業をひっぱる存在です。
SRK-TNは、特に下記の4点をポリシーとして事業を進め、品質においては主要顧客からも表彰を受けるなど、信頼を得ています。
・製造にかかる工程の絶え間ない改善
・顧客の要望への柔軟な提案
・品質管理システムの構築と継続的な運用
・人材育成を大切にし、従業員のスキルと意欲を体系的に向上させること
高い従業員エンゲージメントが育まれる職場環境
今回の30周年式典のコンセプトは、これまでの30年を経て、次の30年を担う「次世代へつなぐ願い」です。
式典は、3工場各地同時にオープンファクトリー形式で行われ、従業員が子どもたちやパートナー・家族に、働く職場を紹介できるように配慮がされていました。
敷地内でバーベキューを楽しんだり、ふわふわドームや本物のパトカー・救急車・消防車に乗ったりして、お互いの家族を紹介するなど笑顔があふれる様子を見ると、SRK-TNの強い一体感と高い従業員エンゲージメントを感じました。
また、夜のパーティーには、私をはじめとした住友理工グループ役員と、SRK-TNマネージャー、そしてOBのRandy Rumbley氏、Cal Doty氏が参加し、それぞれが今までの苦労や思い、そして今後の決意を語り、皆でこの節目を祝いました。
特にSRK-TN創業時の立ち上げから数年前まで活躍されたRandy Rumbley氏と、彼に鍛え上げられた現マネージャーたちの再会には、ぐっと胸が熱くなるものがありました。
今回の式典を通して、SRK-TNが次の飛躍への一歩を踏み出し、心温まる連携をより一層深められたと感じました。
感謝と連携
SRK-TNでは、日ごろから品質保持についての工夫を、従業員同士互いに共有し、現状に満足することなく改善を続けています。
新しい価値を創出し、未来社会の課題を解決していくためには、同社3工場だけでなく、北米拠点全体における信頼関係が、SRK-TNの競争力を支えていくと確信しています。
この組織の連携・信頼関係は、当社グループの世界20か国以上に広がるグローバル拠点が、住友事業精神「萬事入精」「信用確実」「不趨浮利」を基盤に、同じ方向へ進んでいくことに欠かせません。
当社グループでは2029年 住友理工グループVision(2029V)の方向性の一つ「未来を開拓する人・仲間づくり」に掲げているとおり、グローバルでの人材育成をより一層進めていきます。
また、北米拠点での好事例をグループ全体で情報共有し、高いエンゲージメントを組織の競争力へとつなげていきます。
最後に、これまでの30年を支えてこられたSRK-TN従業員の皆さま、そして関係者の皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。
今後も、S.E.C.Q.(安全・環境・コンプライアンス・品質)を基本方針として、より一層、事業に取り組んでいきましょう。
テネシー州の州花であるアヤメ(Iris)をあしらった七宝焼きの絵皿を、私からSRK-TN 伊藤圭輔社長へ記念品として贈呈。アヤメ(Iris)の花言葉は信じる心
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